ウィキッド・原作

妻:masa「『ウィキッド』の原作ってボームの『オズの魔法使い』そのものじゃなくて、『オズの魔法使い』をベースにした小説『オズの魔女記』なんだよね」
夫:toshi「ややこしいなあ。masaは『オズの魔女記』を読んだんだよね?」
妻:masa「うん、8年くらい前に、旅行に持っていって読みました。まさかその時はミュージカルになるとは思わなかったけれど。」
夫:toshi「じゃあ、この後はmasaにお任せします。」

「ウィキッド」原作『オズの魔女記』について

オズの魔女記左の写真の本が、「ウィキッド」の原作、「オズの魔女記」(旧版)です。現在は絶版になっているため、図書館で借りました。
私、masaが最初に読んだのは8年ほど前です。
ブロードウエイで「ウィキッド」がミュージカルになったときに、原作がこの「オズの魔女記」だと知って、とても驚きました。
第一に、あの長くて暗い話をどうやってブロードウエイミュージカル仕立てにしたのか?ということ。
また、ストーリーが悪い魔女エルファバと良い魔女グリンダの友情をメインにしている、とのことでしたが、小説を読んだときには、エルファバとグリンダは確かに大学のクラスメイトではあるのですが、親友、という印象ではなかったのです。

舞台を観て、あらためて「オズの魔女記」を読んで、これは「原作」ではなくて、「原案」だな、と思いました。
「オズの魔女記」の、悪い魔女は本当は悪い魔女ではなかった、という部分と、登場人物の設定、「オズの魔法使い」との複線の張り方に着想を得た、ということだな、と。そういえば、ブロードウエイ版のポスターにも「『オズの魔女記』にインスパイアされた舞台」と書いてありますね。

「原作」の楽しみ方

こちらは、劇団四季ミュージカル「ウィキッド」の上演に会わせて再販された「ウィキッド」です。内容は「オズの魔女記」と同じです。
ウィキッド原作2
舞台を楽しむための予習として、なら「オズの魔女記」よりもむしろ、もともとの物語「オズの魔法使い」の本を読んだり、映画をDVDで観たりした方がいいと思います。なぜなら、アメリカでは私達が考えている以上に「オズの魔法使い」が共通の知識、イメージとしてあり「ウィキッド」もその上に成り立っている作品だからです。
舞台を観た後で、小説「ウィキッド」を読むと、フィエロやボックなど登場人物の設定の違いや、ここをこういう風に演出したんだな、と分かる、という楽しみはあります。一番舞台と違うのはラストのエルファバの運命ですけれどね・・・
ちなみに、「オズの魔女記」(現「ウィキッド」)は、児童文学を書いてきたグレゴリー・マグワイアが初めて出版した「大人向け」の小説です。
ミュージカル以上にダークで、ラブシーンは「大人向け」に書いてあるので、読めるのは中学生くらいからじゃないかと。

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